「神業!」日本新記録で優勝の16歳「目隠しルービックキューブ」が360万再生 どう揃えてる?本人に聞く

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前回は準優勝、課題を認識してタイム短縮

   日本一に輝いたHさんがルービックキューブと出会ったのは、8歳のとき。当時は解説動画を見ながら「ただ揃えるのを楽しんでいました」。

   12歳ごろに競技用のキューブを手に入れてスピードキュービングを始め、コロナ禍に入る直前から実力を試したいと思うようになったという。念願叶って大会に初出場したのは、まだ遠くない22年4月のこと。

   神奈川県で開催された大会「みなとみらい2022」の同種目でHさんは23.04秒を記録した。準優勝だったものの、

「実力を発揮しきれませんでした。緊張は勿論のこと、競技の特性上大会で1回も揃わず、記録を残せないこともあり慎重になり過ぎたことも理由の1つです」

と振り返る。これを踏まえて今大会に向けて、タイムを縮めたコツは、「自分の課題を認識することとできるだけ多くの情報にアクセスし、検証することを重視しました」と述べる。

   主な課題としたのは記憶スピードの改善だといい、自由時間をほぼ練習に充て、2~3秒縮めたとする。

   今後について、現時点で明確な目標はないとする一方、「大会で改善点が見つかったのでまずそこを強化して、気が向いたら他の種目にも取り組みたいと考えています」と意気込む。大会公式サイトを見ると、5日時点で同種目の世界ランキング1位は14.51秒とされている。

   反響に対しては次のように伝えた。

「正直に言うと、信じられません。しかし、ルービックキューブをやっていない方からの反応が多いことは喜ばしいことだと感じます」「今回の出来事をきっかけに1人でも多くの方がスピードキューブを始めてくださると嬉しいです」
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