貴島明日香はABEMAで「アナウンサー」全うできる? W杯番組にも抜擢...識者に聞く「適性」

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   モデルの貴島明日香さん(26)がインターネットテレビ局「ABEMA」の公式アナウンサーに就任することが2022年8月4日に発表された。

   発表では、貴島さんは10月からサッカーワールドカップ(W杯)カタール大会(11月開幕)の関連番組やニュース番組に出演するほか、プロレスや格闘技などの大会を中継する「格闘チャンネル」などにも出演を予定していることが明かされた。J-CASTニュース編集部は、本業はモデルの貴島さんが今後、ABEMAでアナウンサーの任を全うできるかなどについて識者に意見を聞いた。

  • 貴島明日香さんのインスタグラム(asuka_kijima)より
    貴島明日香さんのインスタグラム(asuka_kijima)より
  • 貴島明日香さんのインスタグラム(asuka_kijima)より

「どう化けるかは貴島さん次第ですね」

   発表で貴島さんは、「ABEMA公式アナウンサー」への就任にあたり、

「色々とわからないことも多いと思うのですが、しっかりと学んで少しずつ成長して、視聴者や同世代の方と同じ目線で、さまざまなことを分かりやすく伝えていけたらと思います。早く視聴者のみなさまに馴染んでいただけるように頑張ります」

とコメントしている。

   貴島さんはモデルの傍ら、4月まで約5年間にわたって日本テレビ系の朝のニュース番組「ZIP!」でお天気キャスターを務めていた。この経験があるからか、アナウンサー就任を報じるニュースには、「20歳そこそこの時から5年間もZIPでお天気キャスター務め上げたところをみると、期待できそうな気もするけど」といった期待の声「どう化けるかは貴島さん次第ですね」といったコメントが集まった。

   J-CASTニュース編集部は、女性アナウンサーに詳しいライターの松本京也氏に分析を依頼した。

「少なくない場数をお天気キャスターとしてこなしてきたという実績」

   松本氏は貴島さんのアナウンサーについての適性は未知数であるとしつつも、「ZIP!」に約5年間出演していた事実から見解を示した。

「日本テレビは撮影現場が民放キー局の中では1番厳しいという声も上がるほど、制作面で厳格なテレビ局として知られています。その中で貴島さんは約5年の間、決して少なくない場数をお天気キャスターとしてこなしてきたという実績があります。ご本人は日本テレビの社員ではありませんが、社員と共に番組を作っていくという立場上、ほったらかしにされていたとは考えづらいです」

   加え、松本氏はABEMA側の貴島さんへの期待が透けて見えると指摘した。

「今回のW杯カタール大会において、ABEMAは全64試合の無料生放送、うち、23試合は国内独占生放送を実施するわけで、放送のために莫大な費用をかけての放送となっています。そこに貴島さんが充てられたという事実は見過ごせないでしょう」

「W杯番組に出演するために要求されるハードルは...」

   ただ、貴島さんは今回のアナウンサー就任に合わせて公開されたインタビューで、これまでの人生において、サッカーとの接点については「サッカーをプレイするっていう意味でいうと、本当に高校時代の授業くらいの経験しかありません。それとW杯のようなビッグイベントは楽しんで観戦していた程度です」と明かしつつ、「自分自身、2018年のW杯 ロシア大会はシンプルに楽しんで観ていたので、自分が伝える側になるというのは、楽しみな一方で、少し不安もあります」とも明かしている。

   となれば、アナウンサーに就任して間もないタイミングで貴島さんがW杯関連番組に出演することには、やや不安があるとも考えられないだろうか。これについて松本氏は、まだW杯が始まるまで時間があり、準備の時間はあるとしつつ、

   「コアなサッカーファンからはそれなりの不満は漏れるかもしれませんが、W杯に日本代表が出場するのはカタール大会で7回連続であり、W杯に出始めたころと同レベルの熱狂が国全体で再来するかは微妙です。それを考えると、W杯の番組に出演するために要求されるハードルは、そこまで高くはないと言えるかもしれません」 との考えを示した。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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