岸田首相は「ガーシーと同種」 立憲・泉代表、国会軽視に痛烈批判

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   立憲民主党の泉健太代表は2022年8月5日の定例会見で、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイから帰国せずに臨時国会を欠席しているNHK党のガーシー参院議員について、「国会軽視」だと非難した。

   参院選後初となる臨時国会が8月3日に召集され、その会期が3日間にとどまったことについて岸田文雄首相を批判する中で出た発言で、岸田氏とガーシー氏について「国会軽視ということについては、同種ではないか」だとした。

  • 記者会見する立憲民主党の泉健太代表。ガーシー参院議員の国会欠席を批判した(写真は立憲民主党の配信動画から)
    記者会見する立憲民主党の泉健太代表。ガーシー参院議員の国会欠席を批判した(写真は立憲民主党の配信動画から)
  • 記者会見する立憲民主党の泉健太代表。ガーシー参院議員の国会欠席を批判した(写真は立憲民主党の配信動画から)

「国会軽視の風潮が与党からも、そして一部の国会議員からも」

   岸田氏は8月3日の国会開会式の直前に開かれた両院議員総会で、

「私たちは今、『新型コロナ』『ウクライナ』『世界的な物価高騰』など、歴史を画するような大きな課題に直面している。戦後、最大級のこの難局に直面している」

などと訴えた。泉氏はこの発言を引き合いに、

「国会をこうもあっさり閉じる。『最大級の難局だ』と言いながら国会議員たちは不要だと言っているに等しいのではないか」

などと会期が短いことを批判。その上で岸田氏とガーシー氏を並列する形で、次のように言及した。

「これでは国会を開かない岸田総理と、国会に来ないガーシーと、同じようなことではないかと思う。国会軽視ということについては、同種ではないかと、そのように思う。国会を、もっと重要視していただきたい」
「とにかく、この国会軽視の風潮が与党からも、そして一部の国会議員からも出てきているというのが、大変な問題」
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