2022年8月4日放送のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で、俳優の片岡鶴太郎さん演じる沖縄県人会会長・平良三郎が長らく断酒をしていた理由が明らかになった。
※以下、ネタバレを含みます。
禁酒していたのは「償いのつもり」
沖縄の本土復帰50年に合わせて放映されている今作。1964年、まだアメリカ統治下だった本島北部「やんばる地域」を舞台に、ヒロイン・暢子(黒島結菜さん)がふるさとの食に夢をかけて料理人を目指す物語。現在は上京し、東京銀座のイタリアンレストラン「アッラ・フォンターナ」で料理人として成長を続けている。タイトルの「ちむどんどん」は、「心がワクワクすること」を意味する。
三郎は和彦(宮沢氷魚さん)の質問に答える形で、過去に「アッラ・フォンターナ」のオーナー・房子(原田美枝子さん)に一目ぼれをし、結婚を約束していた仲であったことを告白する。
しかし、御曹司あった三郎は親から「房子とは住む世界が違う」と反対にあい、お見合いで知り合った現在の妻と結婚。「俺はあの人を捨てた、意気地なしなんだよ」と今でも房子から恨まれているはずだと語り、「償いのつもりで、あの人が幸せでありますようにって願をかけて大好きだった酒を断った」と禁酒していた理由を語る。この告白に、和彦は「それでずっとお茶を...」とこぼしていた。