2022年8月3日放送のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」では、ヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜さん)の務めるイタリアンレストラン「アッラ・フォンターナ」が権田(利重剛さん)による悪質な嫌がらせを受ける様子が取り上げられた。
一方SNSでは、ヒロインらの行動も「嫌がらせ」のようだと話題になっている。暢子や姉・良子の相手を顧みない言動に、「どんだけ非常識なの!比嘉家」「人の迷惑を考えない嫌がらせでしかない」といった声が寄せられている。
※以下、ネタバレを含みます。
「もう二度とお弁当は届けて下さらなくて結構です」
暢子は恋人・青柳和彦(宮沢氷魚さん)との結婚を認めてもらうために毎日、和彦の母・重子(鈴木保奈美さん)に手作り弁当を届けていた。
和彦は、弁当を用意する暢子に対し「今はこれ以上、母さんを刺激しない方がいいと思う」と話しかける。というのも、暢子の招待で重子とフォンターナを訪れた日、権田一味によるトラブルが発生した。店内は騒然となり、重子は「類は友を呼ぶ。品のないお店には、品のないお客が出入りするの」と言い残し、料理の途中で店を去った。
しかし暢子は「今日のはとってもおいしくできたから」と今日も届ける意欲を示す。和彦がそれどころではないのではないかと食い下がってもなお、「うちは何か間違ったことしてる?」「絶対にあきらめない」などと言い切り、心配そうな和彦をよそに笑顔でおかずを詰めた。
和彦は、重子の行きつけの喫茶店に訪れ、今日も暢子が弁当を用意したことを伝える。しかし重子は「沖縄のお嬢さんに伝えて。『もう二度とお弁当は届けて下さらなくて結構です』」 と言い放った。
重子はこの喫茶店で朝食をとる習慣があり、暢子の弁当は青柳家のお手伝いさん・岩内波子(円城寺あやさん)が渋々対応している。過去には波子から、重子が弁当に手を付けないため、波子が2人分を食べていることを明かされている。
暢子が頑なに弁当を届け続けることについて、ツイッターでは「今日も嫌がらせ弁当」と冷ややかな声が寄せられている。
「重子さんの立場で毎日暢子から弁当届いたら恐怖でしかない。善意の押し売りは本当に迷惑」
「諦めないのは結婚であって、弁当作りは手段でしょうが。なんで弁当がメインになってるの?」
「自分は間違った事してないと、重子が拒否する弁当宅配を続ける暢子も、権田の嫌がらせと同レベル」
「ラフテーの作り方教えて」姉は職場に私用電話
その後の展開にも疑問の声が寄せられている。
閉店後に鳴った電話に対し、暢子は第一声で「もしもし?いい加減にしてください!」と怒鳴りつける。権田たちによる嫌がらせ電話だと勘違いしたためだ。しかし電話をかけたのは良子だった。
良子は「ごめん、まだ仕事中って聞いたからちょっとだけ、ちょっとだけいい?」と暢子に用件を切り出す。
「うちは今デージ料理が楽しくて、楽しくて。だからラフテーの作り方を教えてもらおうと...」
暢子は「今それどころじゃない」と疲れた返事をした。
2人の電話対応にツイッターでは呆れる声が寄せられている。
「相手が誰かも確かめずに電話に出た瞬間にいい加減にしてください!と怒鳴る入社七年目の暢子に『この店の接客は悪い』と言われても仕方ねぇなと思う」
「夜遅くに気軽にフォンターナに電話かけてくる良子も、店に平気で嫌がらせ行為してくるあの人たちと大して変わらない同類に思えてしまって」
「就業時間外に電話してくるのチンピラと比嘉家だけじゃない???」
フォンターナを中傷する張り紙や店前に散乱するゴミ、無言電話など、あの手この手の嫌がらせが続き…
— 連続テレビ小説「ちむどんどん」 (@asadora_nhk) August 2, 2022
ついには店内で騒ぎを起こしていた客と二ツ橋との間でトラブルが起きてしまい…。#ちむどんどん #朝ドラ#黒島結菜 #原田美枝子 #髙嶋政伸 #山中崇 pic.twitter.com/T8EzzAgOpo