持ち帰り弁当の「ほっかほっか亭」が、一部店舗で「エネルギーサーチャージ」を試験導入したことが分かった。運営会社が2022年8月3日、J-CASTニュースの取材に明かした。
「ご納得いただけるかどうかも正直まだ分からない」
ほっかほっか亭総本部販売促進課によれば、8月1日から大阪の4店舗で始めた。1点ごとに税込10円請求する。昨今のエネルギー価格高騰が理由で、企業努力だけでは「吸収が難しい」との背景からだ。
まずは8月中の実施を予定する。「非常に先進的なところがあり、お客様がご納得いただけるかどうかも正直まだ分からない」と不安もあり、今後の展開は未定だ。
取り組みをめぐっては、客から周知が不十分との指摘がSNSに投稿され、広く拡散している。各店舗のみで案内しており、A4サイズの告知物やメニュー表、レジ回りの店頭販促物(POP)で周知を図っている。
販売促進課は「お客様から説明が不十分だとの指摘があり、不快な思いをさせてしまった事は申し訳なく思っています」と話し、周知方法は検証を進めるとする。本導入が決まれば、ウェブサイトなどで広く知らせる考えだという。