「ストライクが入らない」「これが巨人の現実」 江本孟紀氏、不安浮き彫りのG救援陣に苦言連発

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「打線というより投手陣の差が出た」

   また、桜井の後を継いだ4番手・戸根千明(29)が陽川尚将(31)にいきなり四球を与えたシーンに江本氏は思わず「フォアボール出すなよ。ストライクが入らないんだからとにかく」と言い放ち、「ここ数年間のジャイアンツの一番の問題ですよ。毎年解消されてない。どんどん逆に悪くなってきている。どういう風に対策を立てていくかというのを長期的にも短期的にも考えないと」との見解を示した。

   巨人は原辰徳監督(64)をはじめ多数の主力選手が新型コロナウイルスの陽性反応を示し、7月20日のヤクルト戦以降、オールスターゲームを挟み6試合が延期となった。桜井は公式戦再開となったこの日、出場選手登録され1軍のマウンドは7月7日のヤクルト戦以来だった。

   江本氏は試合後、「打線というより投手陣の差が今日は出ました。こういう展開は何度もジャイアンツの場合はあってコロナは別として実際に試合をしているわけだからその内容からいったら今日あたりは今年の最大の課題なんですよ。この辺をどうやって解決をしていくかジャイアンツは」と解説した。

   後半戦初戦を落とした巨人はこれで3連敗。借金「6」で5位に低迷し最下位中日には2ゲーム差まで迫られている。阪神との第2戦は戸郷翔征(22)が連敗ストップをかけて先発のマウンドに上がる。

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