「ストライクが入らない」「これが巨人の現実」 江本孟紀氏、不安浮き彫りのG救援陣に苦言連発

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   プロ野球南海、阪神などで活躍した野球評論家の江本孟紀氏(75)が2022年8月2日放送のラジオ番組「ショウアップナイター」(ニッポン放送)に出演し、同日に東京ドームで行われた巨人対阪神戦を解説した。

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「とにかくストライクを入れてください」

   試合は巨人が3回までに2点のリードを許すも4回に阪神の守備の乱れを突き3点を入れて逆転。ところが6回、7回にそれぞれ1点を追加され逆転されると1点ビハインドの9回には3番手・桜井俊貴(28)が死球から2点を失い3-6で敗れた。

   試合を決定付けたのは9回だった。この回からマウンドに上がった桜井は先頭・大山悠輔(27)に死球を与え、続く熊谷敬宥(26)にヒットを許し無死1、2塁のピンチを迎えた。ロドリゲス(30)をセカンドゴロに打ち取るも1死2、3塁のピンチで梅野隆太郎(31)に2点タイムリー。1点差が3点差に広がり9回の攻撃は三者凡退に終わった。

   江本氏はマウンド上の桜井に「とにかくストライクを入れてください。フォアボールはダメですよ」と忠告するも直後に大山への死球。接戦の9回に自らの失投で先頭打者を塁に出した桜井に江本氏は「フォアボール、デッドボールは絶対にダメ」と指摘した。

   さらに梅野にタイムリーを許した場面では「せっかくいいゲームをしてるところにやっぱり今の時期になっても巨人の弱点というかね。こういうところが出てますよね。こればっかりは今からどうのこうのできないが、これが現実なんですよジャイアンツの」と厳しい論調で解説した。

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