ミュージシャンの星野源さんが2022年8月1日、俳優の上白石萌音さんをゲストに迎えたトーク動画「Two Voice#9」をYouTubeで公開した。初対面時の互いの印象や、そこで起きた知られざるエピソードを明かしている。
「『これからも歌ってくださいね』って言ってくださった」
星野さんと上白石さんが初めて会ったのは、2016年に放送された音楽番組「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)。上白石さんは、映画「君の名は。」の主題歌の1つ「なんでもないや」を歌唱。初めての生放送ということで、かなり緊張していたという。
星野さんは上白石さんのパフォーマンスを見て、「『うめぇ~!』っていう。『すげぇこの人』っていうのを思ったっていうのが一番最初の印象」と告白する。
一方の上白石さんは、「生放送終わった後にご挨拶させていただいた時に、(星野さんが)『これからも歌ってくださいね』って言ってくださったんですよ」と声をかけられたといい、
「初めての生(番組)で、もうド緊張してすごい凹んで、ショボンてなってたところにそんなこと言ってくださって、めちゃくちゃ嬉しくて」
と星野さんの言葉に救われた過去を明かす。
「僕そういう目をしている人が非常に好きなんですよ」
また、上白石さんに密着した番組「ふたりのディスタンス」(NHK総合)を観た星野さんは、稽古場の上白石さんの表情に注目したという。
「稽古全体を見てる時の目が、すごい目をしていると思って。僕そういう目をしている人が非常に好きなんですよ」と指摘し、「(頭が)全部アンテナみたいになってて、全部の情報を全部入れようっていう目をして、いわゆる他に気がもう全然いっていない状況の顔」と説明する。
星野さん曰く、脚本家の宮藤官九郎さんや、自身も同じような表情をするときがあるといい、上白石さんは恥ずかしながらも「良かった、あの目してて」と笑みを浮かべるのだった。