大リーグ・エンゼルス大谷翔平(28)のトレードを巡りニューヨークポスト、ロサンゼルスタイムズなど複数の米メディアが2022年8月1日(日本時間2日)にトレードの可能性を否定した。
ニューヨークポスト(WEB版)は、ヤンキースは二刀流のスーパースターである大谷にオファーした数少ないチームのひとつだが、エンゼルスが素晴らしい二刀流選手を手放す可能性は今のところないと伝えた。また、パドレスとホワイトソックスも大谷の獲得に動いていたことに言及した。
「弱いチームだけど何故か残留と聞いてホッとする」
ロサンゼルスタイムズ(WEB版)は、「エンゼルスは今季、大谷をトレードしない」とのタイトルで記事を公開。チームに精通する関係者の談話として「チームは間違いなく最大のスターをトレードしないことを決定した」などと報じた。
CBSスポーツ(WEB版)は、大谷翔平はエンゼルスに残るがヤンキースとパドレスは「真剣な」オファーをしたと伝え、エンゼルスのオーナーであるアート・モレノ氏が大谷のトレードに難色を示したとした。
トレード期限が2日(日本時間3日)に迫る中、複数の米メディアがトレードの可能性を否定。報道を受けインターネットでは残留を歓迎するものや強豪チームへの移籍を望む声など様々なコメントが寄せられている。
ツイッターでは「弱いチームだけど何故か残留と聞いてホッとする」「エンゼルスのユニフォームで頂点に立つ姿を見せてほしい」などの声が上がる一方で、「残留は悲報ですね」「ワールドシリーズ辺りで躍動する大谷が見たかったなぁ」「ちょっと残念」「LAA残留かぁ...」などのコメントが寄せられた。
エンゼルスは1日時点で43勝59敗と大きく負け越しておりア・リーグ西地区の4位に低迷。プレーオフ進出は絶望的な状況にある。大谷は投手として今季9勝をマークし防御率2.81の数字を残しているものの、打線の援護に恵まれない試合も多くインターネットでは同情的な声が集まっていた。
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— Los Angeles Angels (@Angels) July 31, 2022