2022年8月1日放送のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で、ヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜さん)と青柳和彦(宮沢氷魚さん)の結婚に反対する、和彦の母・重子(鈴木保奈美さん)が和彦の勤務する東洋新聞社に乗り込んできた。
重子を諫める和彦の上司・田良島(山中崇さん)の台詞に、ツイッターでは「見る目が全くない」といった声が寄せられている。
※以下、ネタバレを含みます。
和彦を「意志が強く誠実な若者」と評する
田良島は、東洋新聞社の学芸部デスク。公式サイトでは「一筋縄ではいかない皮肉屋でもある一方で、若者たちには目配りと愛情を忘れず、強い正義感と知見を誇るジャーナリスト」と紹介されている。暢子が働く西洋料理店の常連でもある。
編集部に押し掛けた重子に、田良島は和彦の不在を伝え、別室に移ることを提案する。しかし重子は、居合わせた他の記者にも聞こえるように、暢子と和彦の結婚を反対するよう訴えた。
田良島は、重子が面倒な母親を演じることで、暢子と和彦が職場に迷惑をかけていると罪悪感を持たせ、破局させようとしているのではないかと言い当てる。
そのうえで2人の結婚を阻止しようとする重子に対し、「無駄ですよ。若者はいつも自分の力で障害を乗り越える。特に和彦くんのように意志が強く誠実な若者は」と言い切った。
この田良島の和彦評に、ツイッターでは「見る目が全くない上司」「和彦のどこが誠実?」などと疑問の声が寄せられている。
「長年部下だった愛さんより、暢子寄りの立場」
そもそも和彦には婚約者・大野愛(飯豊まりえさん)がいた。和彦の同僚であり、田良島の部下でもある。5年以上の付き合いを重ね式場や新居の準備を進めていたのにも関わらず、和彦は暢子に惹かれていく。それを理解した愛に手紙で別れを告げられると、和彦はその日中に暢子に告白した。
当時、暢子から返事を保留にされ職場でも消沈していた和彦について、田良島はこう分析している。
「婚約者と幼なじみのはざまで、さんざん迷走した挙句、土壇場で婚約者に別れを切り出そうとしたら逆に振られて傷つき、それではこっちと幼なじみに告白したら、そっちにも拒絶された」
そんな和彦のプライベートに詳しい田良島が、暢子と和彦の肩を持つような態度を取ったことについて、ツイッターでは驚く声が広がっている。
「田良島さんは長年部下だった愛さんより、暢子寄りの立場に見えるの何でなの」
「長年記者してた愛ちゃんと6年付き合って結婚の約束までしてたのに、別れてただのバイトだった暢子と交際ゼロ日婚しようとしてますけど??」
「田良島さん、愛ちゃんとの事も全部知ってるんだから誠実なんて言葉出てこないでしょ。 見る目ないなあ」
「田良島さん、熱く語ってたけど和彦のどこが誠実なの?職場の皆さん、和彦と愛ちゃんの婚約知ってたよね?」
重子は田良島に暢子と和彦の結婚を反対してもらうため、わざわざ和彦の不在をねらって東洋新聞社にやって来ました…。#ちむどんどん #朝ドラ#鈴木保奈美 #山中崇 pic.twitter.com/kZe5ryHK21
— 連続テレビ小説「ちむどんどん」 (@asadora_nhk) August 1, 2022