ついに第100回...私達はなぜコミケに惹かれるのか SNSの盛り上がりに見る「唯一無二の魅力」

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サークル参加者による苦い経験も伝わってくる

   Twitterではサークル参加する人たちの体験談も豊富です。中でも「頒布数」についての悲喜こもごもはサークル参加者たちの感情を揺さぶります。

   人気イラストレーターのIxyさんは初めてサークル参加したコミケで、用意した3000部の同人誌が大量に売れ残ったという「同人イベントで大爆死した話」をnoteに投稿。人気イラストレーターの苦い経験に、同情や共感の声が寄せられました。

<初コミケで3000部刷り...人気イラストレーターIxy氏の『同人イベントで大爆死した話』が壮絶、壁配置特有の厳しさの話も - Togetter>

   しかし、同人誌を売り上げることがサークル参加の目的ではなく、会場でしか味わえない熱気や交流に価値があると考えている人は多いようです。

   あるTwitterユーザーが、紙の本を作りコミケで頒布することを「音楽に例えるとライブ」と例えたツイートには多くの共感が集まりました。

<『なぜ電子書籍全盛の中、コミケで紙の本を売るのか?』への最適解は昔漫画家の先生が言っていた『音楽に例えるとライブ』だと思う - Togetter>

   初めてコミケが開催された1975年から比べると、同人誌も通信販売などで簡単に手に入るようになりました。しかしサークル参加者も一般参加者も、同人誌をただ売り買いするだけでなく、コミケでしか味わえない興奮や感動を求めているということが感じられます。

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