サッカーの元日本代表FWで解説者の城彰二氏(47)が2022年7月28日にユーチューブチャンネルを更新し、27日に豊田スタジアムで行われた東アジアE-1選手権を振り返り韓国代表に言及した。
「全く韓国の良さが出ない」
試合は前半を0-0で折り返し、後半4分にMF相馬勇紀(名古屋グランパス)がヘディングシュートを決めて先制。19分にDF佐々木翔(サンフレッチェ広島)、27分にはFW町野修斗(湘南ベルマーレ)がそれぞれゴールを入れて3-0で勝利した。
日本は2勝1分けで4大会ぶり2度目の優勝を果たした。一方の韓国は日本戦引き分け以上で優勝が決まる状況で大敗を喫し大会4連覇を逃した。昨年3月に横浜で行われた日本戦に続いて0-3での黒星に韓国の地元メディアは「豊田恥辱」などと批判的な論調で伝えた。
城氏はライバル対決で精彩を欠いた韓国を「酷かった」とし、「韓国はもう時代が終わったね」と厳しい評価を与えた。韓国代表は18年にポルトガル出身のパウロ・ベント監督(53)を招へいし、11月に開催されるワールドカップ(W杯)カタール大会の切符を手にした。
城氏は近年の韓国サッカーが低迷する一つの要因としてベント監督が目指すサッカースタイルを挙げ、次のように持論を展開した。
「今の監督は2018年から就任しているんだけどパスサッカーなんだよね。4-1-4-1のシステムを組んでパスサッカーをやりたい。韓国サッカー協会もそういう方針で行こうと思ったのだろうけど全く韓国の良さが出ない。逆にマイナスになっている感じがする」
「全然大したことないなと言う感じになった」
さらに「俺たちがやってた時代の韓国は強かった。アジアでトップだと思ってたくらい強かったけどあのサッカーをやっていたら全然大したことないなと言う感じになった。韓国は過渡期なのかもしれないけどもっと韓国の良さであるパワー、スピード、高さ、強さ。この辺をちょっともう少し出した方がより韓国らしい強いチームに仕上がってきそうな気がする」と続けた。
動画ではW杯カタール大会の日本代表メンバーにも言及。スタッフからE-1選手権に出場した選手の中から本戦のメンバーに入る選手がいるかどうか問われると「いないだろうね」と即答し、その根拠について語った。
「良い選手はいる。Jリーグでも活躍して頑張っている。マリノスとかサンフレッチェとかでいいパフォーマンスをして呼ばれているというのはあるが、それ以上にアピールが出来なかった。ずば抜けている選手がいないと。(代表メンバーは)ほぼ決まってるから。そこに割って入るのはなかなか難しいかなと」
そして即席チームということを考慮しても選手間の連携が足りなかったと指摘。「『俺は絶対に食い込むぜ』という勢いのある選手がなかなかいなかったので残念に思った。もっとガツガツしていいし『俺が行くぜ』ってなったくれたら良かった」と振り返った。
W杯カタール大会に向け日本は9月に欧州遠征を予定。スポーツ紙などによると、森保一監督(53)はE-1選手権に出場した選手の中から欧州遠征のメンバー候補となる選手がいることを明かした。
【#E1 ??サッカー選手権?? 男子 ???? #日本 × #韓国 ????】
— フジテレビサッカー (@cxfootball) July 27, 2022
? 後半4分#藤田譲瑠チマ のクロスを #相馬勇紀 が頭で合わせゴール??日本先制?? ??
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