初見の言語を翻訳!「国際言語学オリンピック」が話題 「パズルみたいで面白い」と挑戦者続々、どんな大会?

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「多様なバックグラウンドの方に楽しんでいただけている」

   IOLオリンピックに参加するためには、二つの大会に出場する必要がある。公式サイトによれば、JOLで優秀な成績を収めた選抜メンバーは、次の大会「アジア太平洋言語学オリンピック(APLO)」に参加できる。ここでさらに選抜されたメンバーが、IOLに参加できるという。

   大会に参加している人々について、委員会は、「全員個人の申込です」とし、「言語や言語学に興味がある、パズルや謎解きが好き、科学オリンピックに挑戦することが好き、ということで参加してくださる方が多いです」と述べている。

   大会に参加した中高生の進路については「例年、半分くらいは言語学や自然言語処理・情報科学の分野に進みます。もう半分くらいは医・法・工など様々な分野に進みます」と説明しており、「言語学を専攻する方は多いですが、問題が専門知識を前提としないので、多様なバックグラウンドの方に楽しんでいただけていると思います」とした。

   JOLには、中高生向けの選抜枠以外にも、大人でも参加できるオープン枠がある。委員会は、今回話題となった問題に取り組んだユーザーについて「問題を楽しんでください!公式サイトを見ればたくさんの過去問にアクセスできます」と呼びかけた上で、「(JOLへの参加を)力試しにいかがでしょうか」と提案している。

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