井上尚弥は「無敗のまま引退出来るか?」米メディア見解 「モハメド・アリは結果として敗北」

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バトラーは井上を混乱させることは出来ない

   12年10月のプロデビュー以来、23勝20KOとほぼ完ぺきな戦績を誇る井上。今年6月にWBC世界バンタム級王者ノニト・ドネア(フィリピン、39)を2回TKOで下し世界3団体王座統一に成功し、次戦はWBO世界バンタム級王者ポール・バトラー(英国、33)との世界4団体王座統一戦が見込まれる。

   同メディアはバトラーを軽視していないが、バトラーが井上を混乱させることが出来ると誰も感じていないと指摘。そして井上がバトラーを倒した後、スーパーバンタム級に階級を上げる準備が出来ているとした。

   また、現在スーパーバンタム級にはWBA、IBF王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン、27)とWBC、WBO王者スティーブン・フルトン(米国、28)の2人が王座にそれぞれ君臨しているが、両者が井上に興味を持っていることに疑いはないと指摘した。

   そして最後に「想像してみてください。井上が世界4階級を制し、数多くの突出したKO勝利を記録し無敗のまま引退する。将来は殿堂入りをする」と読者に呼びかけ、「井上にこれが出来ないと誰が言えるのか」と締めくくった。

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