「Jリーグに興味がないってことですよ」
今回のE-1選手権では、海外組が招集されておらず、また、鹿島アントラーズの選手も選ばれていない。そういったことがカシマスタジアムで行われた香港戦の少ない観客数の要因になったのではないかとの指摘には、「いや、これは事情じゃないと思う」とキッパリ否定し、「普段通りのことがこういうことに現れると思うんですよね。ちゃんとしたメンバーを選ぶか選ばないかでこういうことが表に出てくる。これは正直、Jリーグに興味がないってことですよ。これだけのことが起きるとね」と嘆いた。
一方で、6月6日に行われたサッカー日本代表対ブラジル代表の国際親善試合(国立競技場)では6万人以上のサポーターが詰めかけた。闘莉王氏は「だから(サポーターは)日本代表を見に来てるわけじゃないってことですよね。これは数字として現れてると思いますよ」と分析した。
そして、闘莉王氏は「まずJリーグ、日本代表を大事にすること。Jリーグはお金が少ない。もっとJリーグに投資をすると。海外にいるから選ぶんじゃないんだ、代表は。結果出してる選手を選べ!」と提言し、「ちょっと考えましょうね。もっと子どもたちに興味を持たすものを作らないといけない。夢があるものを作らないといけない」と訴えていた。