清宮「ホームランをメチャメチャ狙ってました」
「幸ちゃん差し込まれてた。タイミングも真っすぐに山を張っていったが、森下のボールがスピンが効いていいボールだから差し込まれる。最後はどうなるのかと思ったが、差し込まれじゃなくてポイントを前じゃなくて自分のヒッティングポイントでヘッドを返した。本人は手応え的に入るかなという感じだったけど、ギリギリ入っても大ホームランでもホームランはホームラン」
自宅のテレビで観戦していた岩本氏は、清宮が本塁打を放った瞬間、歓喜のあまりソファーから落ちたという。
清宮は今季、自己最多の11本塁打をマークするも打率は.226。得点圏打率は.169とチャンスで打てない場面が続いた。岩本氏は解説者として清宮に対して期待を込めて厳しいコメントを発してきたことを明かし、オールスターの大舞台で躍動した後輩を「持ってるわ」と称賛。「ビッグボスも『ワッショイ』ってひっくり返ってるんじゃないの」とおどけてみせた。
また、清宮は試合後のインタビューで「入ると思わなかったので本当に自分が一番びっくりしています」と率直に胸の内を明かし、「9回ツーアウトで回ってくるかと自分でも思ったんですけど、ホームランをメチャメチャ狙ってました。森下さんがずっと真っすぐ投げて頂いたのでしっかりそれにフルスイングで応えることが出来たかなと思います」と振り返った。