2022年7月26日放送のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」で、ヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜さん)と青柳和彦(宮沢氷魚さん)の結婚に、和彦の母・重子(鈴木保奈美さん)が立ちはだかった。
暢子と和彦は結婚を認めてもらおうと説得を試みるが、ツイッターでは「重子さんにかなり共感する」「イイぞ!もっとやれ!」と、重子を応援する声が広がっている。
※以下、ネタバレを含みます。
「常識も価値観も違いすぎます」
暢子と和彦は、結婚の報告のために重子の元を訪れた。暢子は手土産として、袋に詰めたサーターアンダギーを渡す。しかし重子は、家柄などを理由に二人の反対を許さない姿勢を示した。
青柳家については「学者肌の家柄」であり、重子自身も「明治以来の実業家」の家系に属し、父は銀行の重役だという。
一方、暢子の家族は常に借金問題に追われている。父・賢三(大森南朋)が亡くなった際には、返済のためにサトウキビ畑を手放した。現在は長男が「紅茶豆腐」という怪しげなビジネスに失敗した時の借金を、長女らが細々と返済している。
さらに長女が夫と長らく別居状態であることや、三女が病気で無職になったことなども指摘。多少の誤りはあるものの、比嘉家の事情を細やかに調べ上げた重子は、暢子に対しこう述べた。
「あなたのご家族とわたくしたちとでは、常識も価値観も違いすぎます」
「大野愛さんとはどうして別れたの?」
重子は、和彦に対しては「大野愛さん(飯豊まりえさん)とはどうして別れたの?」と5年以上の付き合いを重ねた元婚約者のことを尋ねる。
愛は、和彦の同僚。パリでファッションの担当記者として活躍する夢をかなえるため、暢子に心変わりした和彦と別れている。愛の両親は、親戚の伝手で高輪のホテルに結婚式会場を抑えたり、2人の新居として東京・白金台に所有するマンションを提案したりしていた。
重子は、愛について「学歴も家柄も申し分ない、素晴らしいお嬢さんだった」と評した。
こうした重子の意見をめぐり、ツイッターでは「全てが正論でスタオベしたわ」「和彦の母さんの意見に全面的に賛成」と納得する声が広がっている。
「和彦のお母さん今までの朝ドラなら普通にやな感じのお母さんなんだけど、今回はなんかわかるよってなっちゃう。あんな借金ばっか作る兄がいる家族やだ」
「息子がもしも婚約者と別れてわずか1週間ほどで別の女性を連れて来てその女性が手土産に袋詰めのサーターアンダギーを持って来たら私だって『反対します』って言うわ」
「主人公の結婚を認めない母親をこんなに応援したくなるドラマは他にない気がする。母重子よ!どんどんやってくれ!笑」
暢子と和彦は、和彦の実家で母親の重子と会うことに。
— 連続テレビ小説「ちむどんどん」 (@asadora_nhk) July 25, 2022
初対面から早々に
「許しません。結婚は、許しません」
と言われてしまい…#ちむどんどん #朝ドラ#黒島結菜 #宮沢氷魚 #鈴木保奈美 pic.twitter.com/dYP0pOyc3s