プロ野球日ハムの元選手で野球解説者の森本稀哲氏(41)が2022年7月25日放送のラジオ番組「ひちょりのWA!!」(STVラジオ)に出演し、今季のオールスターゲーム(26日・27日開催)に言及した。
「清宮選手は初めての出場ですし若いので楽しんでくればいい」
今季のオールスターゲームは新型コロナウイルスの影響で出場辞退が相次ぎ、巨人は原辰徳監督(64)をはじめとし菅野智之投手(32)、中田翔内野手(33)、丸佳浩外野手(33)、岡本和真内野手(26)ら7人が出場を辞退した。
セ・リーグは6選手が補充選手として追加され、阪神・岩崎優投手(31)や巨人の新外国人ウォーカー外野手(30)らが選出された。パ・リーグは西武・本田圭佑投手(29)、ロッテ小野郁投手(25)ら5選手が追加された。
現役時代にオールスターゲームに出場した経験を持つ森本氏は、当初出場を予定していた選手に代わって出場する選手について「どういうモチベーションなんだろうな」と率直に述べ、「運も実力のうちなんだけど相当複雑な気持ちだと思いますよ」との見解を示した。
さらに「清宮選手は初めての出場ですし若いので楽しんでくればいいと思う。例えば実績のあるベテラン選手が代替でオールスターに出るとなったとしたら相当微妙なモチベーションですよね」と続けた。
「あの当時SNSがあったら相当バズってたと思う」
番組進行役の吉川のりおアナウンサーから「オールスターは選手たちにとってどのような存在なのか?」と問われると、「選ばれた人しか出られない場所なので選手は相当意識してますよ」と答え、自身のオールスターゲームの経験を振り返った。
06年に初出場した際、ファンサービスの一環として漫画「ドラゴンボール」に登場するピッコロのキャラクターに扮した。森本氏のパフォーマンスにパ・リーグベンチは大いに盛り上がったという。一方で試合中メイクを落とすタイミングに悩み、当時西武に所属していた清原和博氏に相談したという。
森本氏は「あの時、清原さんとか松坂大輔君とかと一緒に出ていて。清原さんに『これ(ピッコロのメイク)いつまで塗ってたらいいですかね?』と言ったら『3イニングぐらいでいいんちゃう』みたいな」と当時を振り返り、次のように続けた。
「オールスターでサードコーチャーまで行きましたからね、ピッコロの恰好で。まあまあ伝説ですよ。ベンチだけじゃなくサードコーチャーにピッコロがいるんですから。今はSNSがこれだけ浸透していますが当時はSNSが浸透していなかったからあの当時SNSがあったら相当バズってたと思う」
今季のオールスターゲーム第1戦は26日に福岡PayPayドームで開催され、第2戦は27日に松山・坊ちゃんスタジアムで予定されている。
【#オールスター名場面 ①】#藤川球児 と #カブレラ の直球勝負(2006年)
— テレビ朝日野球《公式》 (@tvasahibaseball) July 17, 2022
「本当にワクワクする」(巨人 #大勢 )
「エグかったです!!」(西武 #森友哉 )
他にも日本ハム #伊藤大海 が印象に残っているシーンとして挙げました。
"夢の対決"を見逃すな??#マイナビオールスター はテレビ朝日で生中継! pic.twitter.com/68DkFIZXJe