「つめた〜い」軍手売ってます!珍自販機が二度見必至 設置企業「思わぬ反響でビックリ」

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冷えた軍手は「必然的に」誕生した

   冷えた軍手の発祥は、本社のある広島県だという。そもそも同社が軍手を取り扱うようになったのは十数年前。当初は専用の自動販売機を展開していた。

   ただし設置場所の確保が難しいといった問題を抱えていたため、ほどなくして運送会社らに向けて、先の投稿にあったような形で、飲料と同じ筐体で販売する方式を提案するようになった。

   つまり冷感については狙ったものではないとし、

「構造上、飲料を販売する場所を使っているので、必然的に冷えてしまうんですね」

と、所長は笑いを交えて明かした。一方で「この暑さなので少しでも涼を求められているお客様は多いのかなという気はしています」と所感を述べる。

   現状は軍手の劣化を懸念して「ホットでは販売していません」としつつ、「今回このようなお話があったので、考えてもいいかなという気はしています。メーカーさんに確認してですね」と意気込む。

   なお山形営業所の管轄下では昨年の秋ごろから、ヤマト運輸を対象に「従業員さまが喜んでいただければという思い」で軍手が導入された。

   天童センターは多い月で10〜15個ほど売れている。各店舗の要望に応じて河北町、東根市、寒河江市でも実施されており、農家が購入することもあるという。所長は同社の取り組みを次のように伝えた。

「弊社は飲料メーカーではないので、自販機で売れるものは何でも挑戦していこうというところがあります」「販売してみたいというアイディアがあれば。やってみて効果があれば、お客様が求めているのであれば...ということで挑戦してます」
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