圧巻の7秒間に「三重の花火がえぐい」 3年ぶり開催「きほく燈籠祭」で1万8千人を魅了

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実行委員会「地元を盛り上げることができて嬉しいです」

   紀北町燈籠祭実行委員会は取材に対し、「花火はカメラマンさんから『一生に一度は撮るべき花火』と言われるようになりました。地元を盛り上げることができて嬉しいです」と話す。夜8時から9時までの1時間に約3000発の花火を打ち上げた。

   20年と21年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で開催を見送っていたため、3年ぶりの開催だった。今年のテーマは「みんなの地球?今こそ、みんなで考えませんか?」。新型コロナなどの世界共通の課題をそれぞれの立場から考えられる機会にするという狙いがある。

   テーマに併せて制作したのは地球を模した巨大灯篭。高さ6.8メートル、幅5メートルの大きさで、電球を約300個使用した。開催の記憶が薄れていたことや感染症対策の導入によって、例年通りに準備が進まない場面もあったそうだ。苦労したのは巨大な地球を描くことで、図面をプロジェクターで投影して描いたという。

   祭り当日は約1万8000人が花火や灯篭を見に来場した。実行委員会は、「来年もお会いできるよう頑張ります」と意気込んだ。

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