秋田弁で生活するマイケルさん
ツイッターでは、チーズ入りソーセージ「ハイチーズ」に大きな注目が集まっている。あるユーザーが7月22日、パッケージを見て「ジャケ買いした」と紹介したことで「笑った」「コレは買っちゃう」などと話題になった。中には「秋田で知らない人は居ない」「まじで美味しいからオススメ」とする声も寄せられている。投稿には25日時点で約4万3000件のリツイート、約19万件の「いいね」の反響があった。
ツイッターで話題になったことで問い合わせが増え、IMIは嬉しい悲鳴を上げているという。マイケルさんは、ハイチーズ命名の由来をこう述べる。
「ハイチーズは写真を撮るとき笑顔になる掛け声です。スマイルソーセージを食べる時に、たっぷりのチーズで思わず笑顔になってしまうようなストーリーを思い描いています」
POLMEATは「ハイチーズ」「やっぱこれだべ!~コン!」など、ダジャレや秋田弁混じりの商品を多く展開している。購入時に客が笑顔になってほしいという思いから、こうしたユニークな命名をしている。マイケルさんは、ダジャレの魅力をこう語る。
「日本のギャグは海外のものと違うと思います。海外では風刺、アイロニー(皮肉)が多いです。私の日本語がまだまだだからかもしれませんが、日本はそういったものより言葉遊びがいっぱいありました。オヤジギャグを話すとみんな笑うし、使いやすいです」
「やっぱこれだべ!~コン!」は、秋田弁の語尾「だべ」と掛け合わせている。マイケルさんは標準語よりも秋田弁を用いて生活しており、秋田県の温かい文化や言葉を大事にしたいという思いから、こうした命名をしたと話す。マイケルさんは秋田の何に惹かれたのか。