トーハン物流拠点で漏水事故、約2万冊汚損 書店配送に遅れ

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   出版取次大手のトーハン(東京都新宿区)は、2022年7月21日深夜に発生した物流センターでの漏水事故によって書籍約2万冊が水に濡れ、書店への配送に遅れが生じたとした。25日、同社広報がJ-CASTニュースの取材に明かした。

  • トーハン物流センターで漏水事故(トーハン公式サイトより)
    トーハン物流センターで漏水事故(トーハン公式サイトより)
  • 事故が起きたトーハン西台雑誌センター(Googleマップストリートビューより)
    事故が起きたトーハン西台雑誌センター(Googleマップストリートビューより)
  • トーハン物流センターで漏水事故(トーハン公式サイトより)
  • 事故が起きたトーハン西台雑誌センター(Googleマップストリートビューより)

スプリンクラー水道管が破裂

   漏水が起きたのは同社の西台雑誌センター(東京都板橋区)。担当者によると、同センターでは月刊誌を中心に一日約100万冊の取り扱いがある。

   7月21日深夜、施設内のスプリンクラー水道管が破裂。設備は22日午後までに復旧したものの、23日発売の雑誌など約2万冊の書籍が水に濡れた。書籍の汚損と復旧作業の影響で、書店への配送遅れや配送冊数の変更などが生じた。22日以降、書店側には事故の影響について個別に連絡。また、汚損した雑誌分については、出版社から新たに仕入れるなどの対応をしている。

   ツイッター上では全国の書店の公式アカウントが、今回の事故の影響で雑誌の入荷が遅れるという報告を相次いで投稿していた。

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