セは断トツで巨人・大勢、パはソフトバンク左腕 新人王を球界OB予想

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大関は「地味な感じするが一番安定している」

   また、DeNA蝦名達夫外野手(24)も注目のひとりで「ここから伸びてくるか見ものだよね」と期待を寄せた。プロ3年目の蝦名は今季52試合に出場して打率.265、3本塁打、8打点をマークしている。

   一方、パ・リーグは育成上がりの左腕・大関友久投手(24)が新人王レースで一歩リードしているとの見解を示した。大関は19年ドラフトの育成2位で入団し昨季5月末に支配下選手に昇格。今季は17試合のうち14試合で先発し6勝5敗、防御率は2.70となっている。

   高木氏は大関の投球内容を「地味な感じがするけども一番安定している。投げた試合は必ずゲームを作ってるし、負けた試合でも僅差で負けてる」と評価し、「10勝したら(新人王の)可能性は高いね」と述べた。

   大関の他に新人王レースに絡んでくると予想したのが、西武・水上由伸投手(24)、日ハム上川畑大悟内野手(25)、ソフトバンク柳町達外野手(25)の3選手だ。

   20年ドラフト育成5位の水上は今季40試合に登板し3勝1敗22ホールドを記録し、防御率は0.69の数字を残している。上川畑は39試合に出場して打率.278、2本塁打、12打点。柳町は70試合出場で本塁打はないものの打率.292、26打点。

   高木氏は水上を「精神的に強いピッチャー」と評し、上川畑については「もっと試合数が必要。ここからこの数字を残せれば面白いよ」と言及。3割近い打率を残す柳町に関しては「(ソフトバンクの)ケガ人が多い中、柳町のチャンスは沢山あると思う。同じチームで(大関と新人王を)争うかもわからない」と期待を寄せた。

   セ・パ両リーグともオールスターゲーム明けの29日からペナントレース後半戦が始まる。

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