3年ぶりツアー「完走」 キャプテン卒業から読み解く「新生HKT48」

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キャプテン指名の翌日に4期生がお披露目される

   松岡さんが「チームH」キャプテンに指名されたのは、16年夏のコンサートツアーの初日にあたる7月11日。翌7月12日の公演で4期生がお披露目された。松岡さんがキャプテンを務めた6年間は4期生の歴史でもある。今では4期生は主力メンバーの一角を占めており、新曲「ビーサンはなぜなくなるのか?」(6月22日発売)の「劇場版」と呼ばれるパッケージが象徴的だ。5人登場しているうち、センターの矢吹奈子さん(21)と田中美久さん(20)が3期生。運上弘菜さん(23)、豊永阿紀さん(22)、地頭江音々さん(21)の3人が4期生だ。

   16年夏のコンサートのサブタイトルは「HKTがAKB48グループを離脱?国民投票コンサート」だった。当時話題になっていた英国の欧州連合離脱(ブレグジット)をモチーフに、HKT48がAKB48グループから離脱すべきかを観客に問い、投票結果によって披露する楽曲が変わる、という趣向だ。

   かつてはAKB48の楽曲やイベントにHKT48など姉妹グループメンバーも参加していたが、コロナ禍や運営体制の変更でグループ間の往来が事実上途絶えた。図らずも事実上「離脱」した形で、10月と11月に行うコンサートも「単独」をうたう。グループ活動のあり方が大きく変わる中で、次期キャプテンの発信に注目が集まる局面だ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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