リアルすぎるロボットは嫌われる? 過去には「死者への冒涜」批判も...ネット反応に見た「境界線」

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リアルすぎるAIやロボットは議論を呼ぶことも

   ロボットやAIに親しみを持つ一方で、そのクオリティがリアル過ぎると、かえって嫌悪感を抱いてしまうという事例もあります。この心理現象は「不気味の谷」と言われ、Twitterではたびたび議論のネタにあがります。

   2019年に最新のAI技術で制作された「AI美空ひばり」が発表された時は、本物そっくりのクオリティに驚く声だけでなく、「死者への冒涜では」という批判も出ました。

<山下達郎さん「AI美空ひばりは冒涜」→これをきっかけに、AI美空ひばりに対する賛否、中立や「ボカロ初期を連想」など様々な声- Togetter>

   また、埼玉県深谷市の「旧渋沢邸」で渋沢栄一のアンドロイドを見たTwitterユーザーからは「見た目が明らかに人間なのに、人間ではないと理解した時に来る気味悪さ」という感想が。

<渋沢栄一のアンドロイドを生で見た人の感想『見た目が明らかに人間なのに、人間ではないと理解した時に来る気味悪さ』- Togetter>

   ロボットやAIを近しい存在として受け入れる気持ちがあるいっぽうで、リアルすぎると拒否反応を示してしまう矛盾に、生身の人間の複雑さを感じます。

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