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横須賀市長の長男は...あの「おバカタレント」

   17年7月から神奈川県横須賀市長を務める上地克明氏(68)の長男は、歌手・俳優の上地雄輔さん(43)だ。

   克明氏は1977年に早稲田大学商学部を卒業後、一般企業に就職。その後、衆議院議員の田川誠一氏の秘書を務めた。83年には神奈川県議選宮前選挙区、87年には同横須賀選挙区から出馬したものの、いずれも落選。

   かつては選挙で苦杯を舐めたが、03年に横須賀市議選に初当選すると、以降4期連続で当選した。17年の同市長選では、自民・民進・公明の推薦と地元選出の小泉進次郎衆院議員の支援を受け、現職だった吉田雄人氏を破り初当選。19年4月にはLGBTなどの性的少数者カップルの婚姻関係を認める「パートナーシップ宣誓制度」を導入するなど実績を残し、21年6月の市長選では再選を果たしている。

   一方、横浜高校野球部時代に「平成の怪物」松坂大輔さんとバッテリーを組んでいたことで知られる雄輔さんは、07年にクイズ番組「クイズ!ヘキサゴンII」(フジテレビ系)で「おバカタレント」としてブレイク。同番組で結成されたグループ「羞恥心」やソロ活動「遊助」など、歌手としてもヒットを飛ばした。俳優としてドラマや映画にも出演し、硬派な役も任されている。

   後藤氏の吹田市(人口約39万人)と上地氏の横須賀市(同約38万2000人)は、潤氏が立候補を検討する函館市(同約24万6000人)と同じ「中核市」に位置付けられる。政令指定都市を除く20万人以上の人口を持つ市が対象で、一般的な市よりも強い事務的権限を都道府県から与えられている。市長には、多くの市民の負託にこたえる責任が生じる。

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