「ティラノサウルス」の着ぐるみが竹林で犬の散歩をしている−−。ツイッターに投稿された動画がシュールで可愛いと注目を集めている。75万回超も再生され、「ほっこりさせてもらいました」といった声が寄せられている。
「愛犬と雅な街を堪能してきました」
話題となっているのは、黒柴犬「ぺこ」との暮らしを伝えるツイッターユーザー・暴君ぺこさん(@kuroshibapeko)が2022年7月18日朝に披露した動画だ。
動画の舞台は京都府・嵐山の名所、竹林の小径。通行人のいない静かな通りに鈍い足音を響かせ、ティラノサウルスの着ぐるみに扮した飼い主が犬の散歩をしている。
投稿文では「愛犬と雅な街を堪能してきました」と伝えている。
動画は75万回以上再生され、「恐竜が犬と歩いてる!?」と驚く声や、「ほっこりさせてもらいました。雅です」「恐竜の着ぐるみ散歩、可愛いなぁ」「めっちゃシュールww」「癒やされます」と、楽しむ反応が寄せられている。
暴君ぺこさんは、春ごろから着ぐるみ姿で愛犬と戯れる動画を投稿しはじめ注目されている。動機は、犬の成長に影響を受けたものだとJ-CASTニュースの19日の取材に明かした。
「子供が成長してくのは嬉しいようで寂しい」
およそ成人に相当するという2歳を6月末に迎えた愛犬は、子犬時代に奔放な振る舞いをしていたという。投稿者はそのような状態の柴犬を「ティラノサウルス」や「暴君」と称している。
そして愛犬の成長に伴って、立場を入れ替わるように、「意思・思い出を次ぐために私自身が暴君(ティラノ)化しました」。胸の内を次のように述べた。
「誰しも親心として子供が成長してくのは嬉しいようで寂しいので... 愛犬の幼さ暴君の魂を私の心に宿し、愛犬の成長を楽しんでいます」
愛犬はもともと社交性が高い性格だといい、着ぐるみに対しても「一番最初は驚いていましたがすぐに慣れました」。
外で着ぐるみを着用するにあたっては、通行人のいない場所やタイミングを選ぶなど配慮しているとする。先の動画は早朝に撮影されている。夏の散歩は犬の負担を考え、涼しい時間帯に行うためだ。
反響を受け、「世知辛い世の中なので、愛犬との生活を見て少しでも癒されていただければ幸いです」と伝えた。
愛犬と雅な街を堪能してきました pic.twitter.com/XP85L4Batj
— 暴君ぺこ (@kuroshibapeko) July 17, 2022