サッカー東アジアE-1選手権の男子が2022年7月19日茨城・カシマスタジアムで開幕した。4大会ぶりの優勝を狙う日本は香港と対戦し6-0で快勝。初戦を飾った日本は24日に中国、27日にはライバル韓国(共に豊田スタジアム)との対戦を控える。
経験豊富な国内組を招集せずも戦力安定
今回、国内組で編成した日本はメンバー26人のうち10人が初選出となった。
11月に開幕するワールドカップ(W杯)カタール大会のメンバー候補である国内組のFW大迫勇也(ヴィッセル神戸)、DF長友祐都(FC東京)、DF酒井宏樹(浦和レッズ)、GK権田修一(清水エスパルス)らは選出されなかった。
日本対香港戦の結果を受け、韓国メディア「スポーツソウル」(WEB版)は日韓戦に向けて日本の戦力を分析。21日に特集記事を組み「国内組主体でも強い...ベールを脱いだ日本、警戒すべき選手は1~2人にとどまらない」とのタイトルで記事を公開した。
記事では香港戦での日本の躍動を伝え、今大会の日本はW杯カタール大会出場が有力視される経験豊富な国内組を招集せずにAマッチ出場経験のない10人を選出したにもかかわらず日本の戦力は安定していたと評価した。
MF藤田は初選出ながら期待以上の活躍
攻撃面では西村拓真(横浜F・マリノス)、町野修斗(湘南ベルマーレ)両FWが相手の脅威となるプレーを見せたと指摘。町野は前半20分と後半12分にゴールを決め、西村は前半22分、40分に連続でゴールを挙げた。
さらにサイドからの積極的な攻撃参加が目立ったと分析。左サイドでは先制のゴールを決めたFW相馬勇紀(名古屋グランパス)が正確なキックと優れたドリブルを披露し、右サイドではDF山根視来(川崎フロンターレ)が正確なクロスを見せたと伝えた。
また、A代表デビューとなったMF藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス)にも言及。典型的なボックス・トゥ・ボックス型のミッドフィルダーとして初選出ながら期待以上の活躍を見せたと評価した。
同選手権で4連覇を目指す韓国は日本同様に国内組を中心に編成し、初戦の中国戦(20日・豊田スタジアム)は3-0で快勝した。24日には豊田スタジアムで香港と対戦し、27日に日韓戦に臨む。
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— フジテレビサッカー (@cxfootball) July 19, 2022
?前半20分 #山根視来→町野修斗 ヘッドでゴール!日本2点目!@jfa_samuraiblue #jfa #daihyo #サッカー日本代表 pic.twitter.com/bjUVsAUjCi