プロ野球広島の元選手で野球解説者の高橋慶彦氏(65)が2022年7月21日にユーチューブチャンネルを更新し、3年ぶりに日本球界に復帰した広島・秋山翔吾選手(34)の打撃に言及した。
「下半身が相手投手のタイミングと合っていない」
秋山はシーズン途中の6月27日に大リーグ・パドレス傘下3Aエルパソから広島に移籍。1軍に昇格した7月8日の中日戦に「3番・レフト」でスタメン出場し、タイムリーを含む2安打1打点を記録した。
15日の巨人戦では初回1死2塁のチャンスに左中間に2ランを放ち、日本球界復帰後初の本塁打を記録。移籍後、25打席目で本塁打を放ち存在感を示したが、直近の阪神戦2連戦(19日・20日)ではそれぞれ4打数無安打に終わり打率は.171まで落ち込んだ。
動画は「【何故打てないのか】秋山翔吾選手」などのタイトルで公開され、高橋氏が秋山の打撃を独自に分析した。
高橋氏は打撃のタイミングの取り方について「秋山選手の場合はメジャーに行ってる時のクセが抜けてないのかな」「下半身に粘りがない」などと指摘し、下半身が相手投手のタイミングと合っていないとの見解を示した。
「土台がブレているので上半身が難しくなっている」
下半身に粘りが出ない要因を次のように説明した。
「メジャーのピッチャーは『いち・に』で投げてくる。そのタイミングで来るので『いち・に』になってしまっている下(下半身)が。『いち・に』パッって下(下半身)が行こうとするからグッという粘りがない」
さらに「上(上半身の使い方)は上手なのは分かってる。バッターが悪くなるのは手の出方が調子悪いのではなく、土台が合ってないので上が合っていないということ。下(下半身)のタイミングが合ってない。早く行こうとする。『いち・に』で行こうとする。『いち・に・の』がない。向こう(相手投手)の手に合ってしまっているのかな」と続けた。
高橋氏はタイミングの取り方を修正すれば打撃は向上すると指摘し、「本当に力がある選手だから。ボールはいつでも打てる力を持っている。土台がブレているので上(上半身)が難しくなっている。それでも上手いからヒットは出てる感じ」と分析した。
秋山は7月21日時点で11試合に出場して41打数7安打、本塁打1本、打点7。チームは首位を独走しているヤクルトと22日から神宮球場で3連戦を予定している。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) July 15, 2022
日本球界復帰後初アーチ??
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これが秋山翔吾のバッティング??
?#プロ野球(2022/7/15)
??巨人×広島
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