打率1割台・秋山翔吾はなぜ打てないのか 広島OBが独自分析「メジャーのクセが抜けてない」

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「土台がブレているので上半身が難しくなっている」

   下半身に粘りが出ない要因を次のように説明した。

「メジャーのピッチャーは『いち・に』で投げてくる。そのタイミングで来るので『いち・に』になってしまっている下(下半身)が。『いち・に』パッって下(下半身)が行こうとするからグッという粘りがない」

   さらに「上(上半身の使い方)は上手なのは分かってる。バッターが悪くなるのは手の出方が調子悪いのではなく、土台が合ってないので上が合っていないということ。下(下半身)のタイミングが合ってない。早く行こうとする。『いち・に』で行こうとする。『いち・に・の』がない。向こう(相手投手)の手に合ってしまっているのかな」と続けた。

   高橋氏はタイミングの取り方を修正すれば打撃は向上すると指摘し、「本当に力がある選手だから。ボールはいつでも打てる力を持っている。土台がブレているので上(上半身)が難しくなっている。それでも上手いからヒットは出てる感じ」と分析した。

   秋山は7月21日時点で11試合に出場して41打数7安打、本塁打1本、打点7。チームは首位を独走しているヤクルトと22日から神宮球場で3連戦を予定している。

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