矢野阪神に球団OB「そろそろポジション固定を」 エラー続出で堪らず苦言

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「あの場面で交代は良かったのか」

   田尾氏は「小園がライトへ繋ぎました。セカンドランナーはサードで完全に止まっていましたが、ライトの佐藤がゴロを取り損ねて結局セカンドランナーがサードで止まる予定がホーム生還し1点入りました」と解説し、「その後、磯村のセンターフライ。これを珍しく近本が落球しました。完全なエラー」と指摘した。

   そして投手交代のタイミングにも言及した。2点リードの7回、先発・西勇輝投手(31)が先頭・坂倉将吾選手(24)にヒットを許したところで降板。2番手・渡邉雄大投手(30)は続く松山竜平選手(36)をショートフライに打ち取り3番手・浜地真澄投手(24)にマウンドを託したが結果、この回に4点を失い逆転された。

   田尾氏は「7回のピッチャー交代。あの場面で交代は良かったのか」との疑問を投げかけ、「これが西でなく若いピッチャーが投げているのならばあの交代でも間違いではないと思う。タイガースで言えば青柳、西。このあたりになるともうちょっと続投させていくべきだと思いました」との見解を示した。

   交代のタイミングに関しては「もうひとりランナーが出た時が交代期だと思ってます」とし、「早く代えるということは結局リリーフのピッチャーを多めに使う怖さがある。出来れば1試合を出来るだけ頭数の少ない投手陣でゲームを終わらせたい。そういうことを考えると代えるタイミングというものがある」との持論を展開した。

   チームの借金生活は続き、3位広島を1ゲーム差で追い、5位巨人には1ゲーム差に迫られている。22日からは本拠地・甲子園球場で2位DeNAを迎えての3連戦を控える。

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