宮台真司氏「掲載中止よりもマシ、Twitterで捕捉」 朝日新聞がインタビューから削除した「重要なポイント」

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「不見識が疑われたら削除の一件を公開しようと思っておりました」

   そのうえで、宮台氏は、「朝日には申し訳なありませんが(原文ママ)、僕の不見識が疑われたら削除の一件を公開しようと思っておりました。疑ってくださったことを感謝いたします」と識者らにリプライを返していた。

   宮台氏の告白は、ネット上で関心を集め、「どおりで抑制された文章だなあと感じました」「どこかでその記事を公開して下さい。気になります」といった声が寄せられている。朝日に対しては、表現の自由を侵害しているのではないといった疑問も一部で出た。

   インタビュー記事では、自民党と旧統一教会について宮台氏が語った部分はある。朝日の記者から「事件をめぐり政治と宗教の関係が注目されています」と聞かれ、宮台氏は、「安倍氏は旧統一教会の友好団体の集会にメッセージを寄せるなど、両者が密接な関係にあると受け取る人がいても不自然ではない」「独特の世界観と過度な資金集めを特徴とする宗教団体が、長い時間をかけて自民党などの政界に浸透しているように映ります。現代日本政治のタブーが図らずも浮かび上がった形になりました」などと説明していた。

   宮台氏の投稿について、朝日新聞社の広報部は7月20日、J-CASTニュースの取材に対し、次のようにコメントした。

「インタビュー記事は、取材をさせていただいた方とやりとりをした上で掲載しています。個別の記事の編集の経緯や判断につきましては、お答えを差し控えさせていただいております」

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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