「行け!粘れ!」警備員と少年が鬼ごっこ状態 PSG公開練習で乱入騒ぎ...観客マナーに批判続出

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海外でも見られるとの指摘の一方、「選手が怪我をしたらどうする」

   この男性は、ピッチのサッカーボールをゴールめがけて蹴った後、警備員の制止を振り切ってゴール裏に走り、両膝を地面に着けて滑り込む。拍手と歓声が沸き起こり、両手を広げてアピールしようとしたところを警備員4、5人がかりで取り押さえられ、ピッチから引きずり出された。

   乱入のきっかけは、アルゼンチンのユニフォームを着た少年がスタンドからピッチに降りて、選手らの方向へ走って行ったことだと、いくつかのサッカーメディアが報じている。

   少年は、いったんはPSGのスタッフに捕まるが、メッシ選手が近づき、少年が持っていたペンで背中にサインをした。メッシ選手は、少年の頭付近を優しく叩き、少年は満面の笑みを浮かべ、スタッフに抱えられてスタンドに戻された。

   サッカーメディアでは、その後、乱入するサポーターが相次いで混乱状態になったとした。少年の行為は許されないものの、メッシ選手の「神対応」があったと紹介している。

   サポーターの乱入について、ネット上では、海外では見られなくもない同様なシーンをまねたのではないかとの声が出て、選手らがもっとサインに応じられる機会を作ればよかったとの指摘も出た。しかし、疑問や批判の方が多く、「万が一、選手が怪我をしたらどうする」「ルールはルールで守ろうよ」「いかせる親も親だ」「悪質な行為が頻発すれば、海外チームも来てくれなくなる」といった意見が書き込まれている。

   公開練習は、7月24日には、大阪府吹田市内のパナソニックスタジアム吹田でも行われる予定だ。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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