5位~3位は...
5位は「熱湯風呂芸」(投票数83)だ。まず、3人の前に湯気の立った「熱湯風呂」があらわれ、代表して上島さんが入浴することになる。上島さんは浴槽の縁に手足をかけ、自分のペースで入ろうとする。しかし、2人が上島さんを湯船に突き落とし、現場は騒然。水を飲んで溺れた上島さんに寺門さんが心臓マッサージを行い、「生還」した上島さんが何かしらのギャグ(「ハッピーターン」、「訴えてやる」など)を言って終わる、というものだ。
バラエティー番組や企業イベントでたびたび披露されてきた芸の一つで、近年はダチョウ倶楽部が出演するテレビCMでもおなじみだった。3人が出演した音楽グループ・ケツメイシの楽曲「友よ~この先もずっと...」(16年)のMVでも芸が披露され、上島さんが亡くなった際には多くの注目を集めた。
第4位は「聞いてないよォ」(投票数104)。過酷な芸をやらされると知ったとき、3人が口をそろえて言うセリフだ。1993年の流行語大賞にノミネートするなど、ダチョウ倶楽部を象徴するフレーズの一つとして知られる。
第3位は「押すなよ、押すなよ、絶対に押すなよ」(投票数119)。第5位にランクインした「熱湯風呂芸」の中で、上島さんが自分のペースで入ろうとする際に発するセリフだ。「押すなよ」とは、周知のとおり、「押せ」を意味する。
1度目と2度目の「押すなよ」では押さず、3度目の「絶対に押すなよ」で2人が突き落とす、というのが恒例の流れだ。この応用形として、上島さんが「絶対に押すなよ」と言っても誰も押さないため、上島さんが「押せよ!」と促すパターンもある。