「氷」自体にこだわりが
広報室によると、ココスでは18年からかき氷に力を入れている。
「ココスでは季節を感じられるメニューに力を入れています。夏に人気の『かき氷』をより
お客様に喜んでいただけるメニューにするため、専用のかき氷機を導入し、2018 年に純氷を使用したかき氷の販売を開始しました」
純氷とは、マイナス10度前後で48時間以上かけて凍らせた透明度の高い氷を指す。ふわふわとした食感で口どけのよいかき氷になるという。
また今年の新商品のこだわりは、各かき氷の頂上にたっぷり乗せた「ふわとろホイップ」、色合いなど細部にこだわったトッピング。さらに「味はもちろん、レトロや思わず写真を撮ってしまう可愛らしさを追求しました」と説明する。ココスではかき氷の提供に併せて、フォトコンテストを開催。広報室は「思い出と一緒に写真に収めてほしい」と期待を込めた。
ツイッターではさっそく、ココスのかき氷を撮影した写真が複数投稿されている。さらに「ココスのかき氷めっちゃ可愛い...」と紹介する一般ユーザーの投稿は、3万4000件を超えるリツイート、20万「いいね」を超える大きな反響を呼んだ。
広報室は、「具体的な販売数は公表できませんが、予想を超える反響で、多くのお客様に喜んでいただいています」と述べる。
ココスでは「#ココス推し氷総選挙」というハッシュで、人気投票のような試みも行っている。広報室によれば、人気フレーバーは今年の新作だという。
J-CASTニュースがSNS分析ツール「ソーシャルインサイト」で該当のハッシュタグを含む各フレーバーのツイート数(集計期間は7月1日から15日)を調べたところ、最もツイートされたのは「しろくま」だった。定番メニューでは「マンゴー」の投稿が集中した。