朝日新聞デジタル、無料会員廃止へ...「タダ読み」一部NGに 模索続く各社のマネタイズ戦略

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試読会員、時限式、バラ売り...

   朝日のように、いわゆるメーター制のペイウォール(一部有料化)を設けるニュースサイトは少なくない。まずは無料でサービスを体験してもらい、顧客ロイヤルティー(忠誠度)を高めて課金を促す手法だ。

   有料会員数79万(22年1月時点)とデジタルシフトに成功したと目される日経電子版や、読売新聞オンライン、産経ニュースなども無料の会員制度を用意する。

   マネタイズ(収益化)手段は各メディアで模索が続いているようだ。業界紙の「日刊工業新聞電子版」は21年11月、朝日と同様、無料会員を廃止し、登録から1か月間、すべての機能が利用できる「試読会員制度」を始めた。

   毎日新聞デジタル(当時の名称は「デジタル毎日」)は18年3月、24時間100円で有料記事が読み放題の「ワンデー」プランを導入したが、見込み違いだったのか1年で終了した。

   地方紙の「茨城新聞クロスアイ」は、月額プランに加え「バラ売り」を展開する。1記事50円で販売し、Amazonアカウントで支払える。

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