「公費を使ってやるべきではないという考えの人もいます」
日本共産党横浜市会議員の荒木氏に言い分を問うと、「安倍元首相が亡くなったことについて哀悼の意を表しています」としつつ、「地方自治体として公共の場を使って記帳台を設置するというのは、元首相という立場だけで置くべきなのか、ということに私たちは一番疑問を感じています」と主張した。
続けて、「記帳台を設置していいと考える人もいれば、公費を使ってやるべきではないという考えの人もいます。公平性を考えると、市にある自民党の事務所に設置するのが適切であり、公共の場で記帳台を設置するのは違うのではないかと思います」と見解を示した。
発表に対する批判については、「そのような考え方もあるけれど、私たちの考えについて賛同して頂いている意見もあります」と答え、「市民の意見にも賛否があり、また全部の自治体が神奈川県庁に倣っているわけではありません。弔意を示すことと記帳台を設置することは意味が違うので、そこを履き違えてはいけないと思っています」と述べている。