偽造疑いの出品をした1社を退店処理
その結果、メラノCCのレビューを通じて偽造品の疑いがある商品を見つけ、7月8日にその出品を停止するとともに、出店者1社を退店処理した。
そして、13日になって、Qoo10サイトのお知らせで、メラノCC購入者への案内を出し、偽造品・模造商品の可能性がある場合は、8月12日までにカスタマーセンターへ連絡するよう呼びかけた。連絡があれば、イーベイジャパンが精査したうえで、商品代金の全額を返金するなど適切に対応するとしている。
ロート製薬でも、メラノCCやメラノCCプレミアムなどに酷似した「模倣品」が、一部通販サイトやフリマサイトなどで販売されていることを確認したとして、「『メラノCC』の模倣品にご注意ください」と題して、7月4日に公式サイトで目立つようにお知らせを出した。
そこでは、模倣品がロゴや写真を無断で使ってメラノCCのように販売され、誤って購入した客もいると報告した。模倣品は、成分・品質が異なり、使用すると健康被害が生じる恐れがあるとして、購入しないよう注意を促した。そのうえで、公的機関に相談したり法的措置をとったりするなど、模倣品を排除する取り組みを強化したいとしている。
模倣品について、同社の広報担当者は13日、次のように取材に答えた。
「模造品の表記に、文字の間違いがあることを確認しています。健康被害があったと、直接こちらに連絡が来たことは確認されていません。なお、Qoo10でも模倣品が販売されているのを確認しました」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)