俳優の沢口靖子さん(57)主演のドラマ「科捜研の女」(テレビ朝日系)の新シリーズが10月から火曜21時枠で放送されることが2022年7月12日に発表された。
「科捜研の女」は沢口さん演じる京都府警の科学捜査研究所(科捜研)の職員・榊マリコが科学の力によって事件を解決していく姿を描くドラマシリーズで、1999年に放送開始。最新作の情報が解禁されたとあって、ツイッターでは喜びの声が上がっているが、併せて、「科捜研、前回の最終回で終わり??って言われまくってたけど終わってなくてよかった」といった声も上がっている。
「よくわからん終わり方だったな...」
「科捜研の女」の現時点での最新作は、21年10月期と22年1月期に放送された「科捜研の女 season21」。最終回の放送は4月7日だったが、冒頭部分にはシリーズ開始直後の同作の映像が流れ、「23年の感謝をこめて」というメッセージが表示されたほか、ラストシーンでは複数の登場人物がマリコに対し、これまでの感謝の言葉を述べるという、あたかも、シリーズそのものが終わるかのような演出があったのだ。
加えて、ドラマのファンを不安にさせる情報が「season21」の放送開始直前に出ていた。21年10月7日発売の「週刊文春」は、同番組が放送される木曜20時枠が終わるとの話に絡め、シリーズ終了の可能性について言及していたのだ。このため、ツイッターには「科捜研の女、今シリーズが最終回なのかドラマ自体が最終回なのかよくわからん終わり方だったな...」といった声が噴出したのだった。
このため、シリーズそのものが終了するのではないかという憶測は「season21」の放送終了後もファンにとっての「懸案」として継続。そのような状況を一蹴する今回の発表に対しては、「科捜研まさかの続いたやん」といった喜びの声が上がることとなった。