垣間見えるミート能力の高さ
5月8日のヤクルト戦(東京ドーム)から遊撃で26試合連続スタメン出場。打率は2割前後と1軍の投手への対応に試行錯誤したが、ミート能力の高さは垣間見せている。5月19日の広島戦(東京ドーム)では同点の7回一死二塁で、九里亜蓮のチェンジアップを中前に運ぶプロ初適時打。この一打が決勝打となった。
「坂本が遊撃のレギュラーを奪取したのも高卒2年目です。守備範囲の広さ、ボールさばきで言えば当時の坂本より中山の方が上です。芯が強い性格で物怖じしないのもいい。実戦で使い続ければどんどん伸びると思います」(スポーツ紙記者)
原監督は中山を坂本の後継者に据えるか――。
(中町顕吾)