パッキャオ、ドネアに次ぐ「エース候補」王座陥落で地元メディア嘆き 井岡挑戦・ニエテスの期待高まる

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

カシメロは5月に王座はく奪

   7月1日にはIBF世界ミニマム級王者レネ・マーク・クアルト(25)がダニエル・バジャダレス(メキシコ、28)に敗れ無冠に。そして5月にはWBO世界バンタム級王者ジョンリル・カシメロ(32)が、2度にわたって世界戦をキャンセルしたためWBOから王座をはく奪され、リングに上がらずしてベルトを手放した。

   マグサヨは今年1月にWBC世界フェザー級王者ゲーリー・ラッセルJr(米国)に挑戦して判定勝利を収め王座を奪取した。6年以上にわたる長期政権を築いてきたラッセルJrを破ったことで地元フィリピンでの注目度が上昇。今回の初防衛戦は海外でも注目を集めていた。

   米スポーツ専門チャンネル「ESPN」(WEB版)はタイトル戦前の7日にマグサヨの記事を公開。記事ではフィリピンの世界王者が防衛に失敗し続け、マニー・パッキャオ(43)が引退した中で、バルガスに勝利すればマグサヨはフィリピンボクシング界の次なる「顔」になると期待を寄せていた。

   マグサヨの王座陥落によりフィリピンの世界王者がついに皆無となった。13日には世界4階級制覇のドニー・ニエテス(40)がWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(志成、33)に挑戦。フィリピンボクシング界の期待を一身に背負いリングに上がる。

1 2
姉妹サイト