生稲氏支援の自民都議、池上番組に怒り心頭 「これを公共の電波で仕掛けた責任は重い」

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   2022年7月10日投開票の第26回参議院選挙で、東京選挙区で初当選した元おニャン子クラブの生稲晃子氏をめぐる一部報道に、生稲氏を支援した自民党の川松真一朗東京都議がツイッターで苦言を呈している。

   生稲氏をめぐっては、選挙特番「池上彰の参院選ライブ」(テレビ東京系)の中で、選挙特番のインタビュー出演をすべて拒否したなどと伝えられ、波紋を広げていた。

  • 初当選した生稲晃子氏(写真:Pasya/アフロ)
    初当選した生稲晃子氏(写真:Pasya/アフロ)
  • 初当選した生稲晃子氏(写真:Pasya/アフロ)

「公共の電波で仕掛けた池上氏の責任は重い」

   番組の中では、匿名を条件に取材に応じた生稲陣営の関係者が、番組出演を断った理由について「国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから」と答えた、との情報も伝えられた。

   生稲氏のマスコミ対応責任者だという川松氏は、10日深夜にツイッターでこうした番組での報道について言及。「全マスコミに本件説明をしたのは私」としつつ、「8時当確のような候補者ならテレビインタビューは受けていた」と説明。「『陣営の関係者』なる者の発言を公共の電波を使って一方的に批判した事への怒り」と苦言を呈した。

   また、リプライで池上氏への怒りの声が寄せられると、川松氏はそれを引用し、「これを公共の電波で仕掛けた池上氏の責任は重い」と賛同した。

   さらに川松氏は「生稲晃子さんはマスコミ共同インタビューは受けた。あくまで時間の関係で個別対応はしなかっただけ」といい、「上から目線で見解を語り世論を煽る手法はやめた方がいい。マスコミ対応責任者の私はテレ東に取材されていないのは事実」とも訴えた。

   また、匿名の「陣営の関係者」についても「これは誰?」とし、「少なくとも生稲晃子さんを強力に支援してた国会議員、都議会議員の皆様、選対本部各チーフでも知らなかった話」と指摘。「情報源が怪しく情報源の勝手な想像に乗っかった可能性はあります。その意味において公共の電波の使い方としてテレ東の姿勢には疑義が残ります」とも訴えていた。

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