俳優の竹内涼真さんが主演を務めるドラマ「六本木クラス」(テレビ朝日系)が、2022年7月7日にスタートした。主要キャストの再現度には、原作ファンからも好評な意見が出ている。
ついに始動!「梨泰院クラス」の日本版
同作は、「Netflix」で大ヒットした韓国ドラマ「梨泰院(イテゥオン)クラス」のジャパン・オリジナル版。父の死で絶望の淵に立たされた青年・宮部新(竹内さん)が復讐を誓って、金と権力を振りかざす巨大企業「長屋ホールディングス」に屈することなく仲間とともに立ち向かっていく下剋上物語だ。
(※以下、ネタバレを含みます。)
父・宮部信二(光石研さん)の本社栄転に伴って、転校することになった新。しかしそこでは長屋ホールディングスの御曹司・長屋龍河(早乙女太一さん)によるイジメが恒常的に行われており、生徒も教員も見てみぬふりをする状況だった。
正義感の強い新は龍河を殴って止めるが、これが龍河の父で長屋ホールディングスの会長・長屋茂(香川照之さん)の耳に入り、大問題になる。茂は新に向かって、「土下座をして謝りなさい」と強要するが、新はそれを「彼に対して謝ることはできません」と拒否。また、意見を求められた信二も
「かっこいいです。信念に従ってやったことなら、これ以上私から言うことはありません」
と新の肩を持ち、退職を申し出る。罪悪感を抱く新に対し、信二は「お前は堂々と生きてる。それが父親としてどんなに誇らしかったか」「これからも自分の信念を貫け」と鼓舞する。