坂本勇人離脱で「代役ショート」は誰の手に 最有力は中山礼都?「我慢の起用」求める声も

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

中山はアピールできるか

   当初は昨年3月に田口麗斗とのトレードでヤクルトから加入した廣岡大志が遊撃の筆頭候補だったが守備でミスが目立ち、チャンスを生かせずファームに降格。坂本と毎年1月に自主トレを行っている湯浅大は堅実な守備と俊足に定評があるが、打撃が課題で1軍レベルの投手に対応できていない。

   そこで台頭したのが、高卒2年目の中山だった。

   新人の昨季はファームで規定打席未達だったが打率.309をマーク。バットコントロールの巧さに定評があり、遊撃の守備も球際に強い。何より大舞台に物怖じしない姿が頼もしい。打撃での対応力は磨かなければいけないが、坂本離脱中にスタメン出場を続けると粘り強い打撃で安打も増えるようになった。

   坂本の復帰後は実戦経験を積むためにファームに降格したが、攻守で見せるセンスは起用し続ける価値が十分にあるだろう。

   坂本の3度目となる戦線離脱はチームにとって大きなピンチだが、中山は再びアピールできるか。(中町顕吾)

1 2
姉妹サイト