俳優・浅倉唯さんの所属事務所は2022年7月5日、浅倉さんのストーカー被害について、ストーカー規制法による認定にはなりえないと発表した。これを受け、浅倉さんは「事務所から情報を操作され正しい情報が伝わらない」と訴える事態となり、双方に認識の相違が生じている。
「事務所にも連絡しましたが、『え?』という返事しかありませんでした」
芸能事務所・LIBERAは6月28日にツイッターで、「(浅倉さんが)撮影現場近辺での付き纏い、自宅への侵入、盗撮など悪質なストーカー被害に遭っており、現在、警察、弁護士に対応をお願いしております」と公表した。
しかし、7月5日には「ストーカー規制法による取り締まりの対象つきまとい行為との認定にはなりえないとの判断となりました」と報告し、「確認された事実は一度、同フロアで降り、振り向いたら隠れたという事です。謝罪いたします」と認識に誤りがあったとした。
事務所の発表を受け、浅倉さんは同日、「事務所からTwitterをログインできなくされている状況で、幸いにもインスタだけは残っていたので私の口から真実をお話しします」とインスタグラムに投稿。6月18日昼に、自宅敷地内に男性が侵入して盗撮される被害にあったことを訴えた。
7月5日夕にも、部屋のインターホンが何度も鳴らされたとして警察に連絡したという。「事務所にも連絡しましたが、『え?』という返事しかありませんでした」と明かしている。
自身のインスタで投稿した理由について「LIBERA公式Twitterアカウントからのツイートを読んで、事務所から情報を操作され正しい情報が伝わらないと感じたからです」と述べ、「私から何度も言わないと避難場所を用意していただけませんでした」「本当は捜査が何も進められていないことを知りました」と、事務所側の対応を非難した。
J-CASTニュースは6日と7日、「LIBERA」に取材を申し込んだが「担当者が不在」だとして回答は得られなかった。