大一番で強さを発揮
さらに「井岡選手が負けた試合は相手を無理に追ってカウンターを取られポイントを失った。今回そこは気を付けるでしょう。ニエテス選手はベルトを取りに行く立場。これを井岡選手はコンビネーションでうまく崩しにかかって終盤に捕まえることが出来ると思う」と続け、井岡のKO勝利を予想した。
また、金平会長は井岡の大一番での勝負強さを指摘した。
井岡は12年6月に行ったWBA、WBC世界ミニマム級王座統一戦でWBA王者・八重樫東(大橋)を壮絶な打ち合いの末、3-0の判定で王座統一に成功。世界の注目を集めた20年大みそかの田中戦では計3度のダウンを奪い完勝している。
金平会長は「井岡選手は数々の大舞台をこなしている。キャリア、能力的にも高く、プレッシャーに強い。ここ一番に強く、注目が集まる試合で強さを発揮する選手。今回も『終わってみたらやっぱり井岡選手は強かったな』という感じになると思います」との見解を示し、「井岡選手にはぜひとも存在感を発揮してもらいたい」と締めくくった。