遊撃手・坂本勇人はもう限界なのか 今季3度目の故障疑惑で再燃する「一塁転向説」

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後任ショート育成が急務か

   今年は「左内腹斜筋筋損傷」で開幕2軍スタート。レギュラーに定着した高卒2年目の08年以降で開幕1軍のメンバーから外れるのは初めてだった。

   3月27日の開幕3戦目・中日戦(東京ドーム)で復帰して4打数4安打と健在ぶりを発揮したが、4月30日の阪神戦(東京ドーム)で守備の際に負傷。5月1日に「右ヒザ内側側副靱帯損傷」で登録抹消され、1か月以上戦線離脱した。6月9日に1軍復帰すると、4番・岡本和真の後を打つ5番でポイントゲッターになっていたが、ワンシーズンに3度目の戦線離脱となるとプロ野球人生で初めてではないだろうか。

「坂本が遊撃でいつまで守れるか分からない。中山礼都という高卒2年目の好素材も台頭しているので、遊撃に据えて育成すべきだと思います。遊撃・坂本にこだわったら故障で選手寿命を縮めるリスクが高まるし、チームも進化していかない」(前出のスポーツ紙デスク)

   坂本が戦線離脱しないことを願うと共に、原辰徳監督の今後の起用法も注目される。

(中町顕吾)

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