「なんだ!その態度は!」乗客怒鳴った駅員に物議 識者はどう見る?

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駅員について、JR「安全を守るという強い使命感があった」

   駅員が乗客を怒鳴りつけたことについては、ネット上で賛否両論が出ている。

   駅員を擁護する声も多く、「普通の態度で駅員がここまで切れることは無い」「この位強い駅員居ても全然OK」「損害賠償させるべきだ」といった書き込みがあった。

   一方、動画の前段で何があったかは別にしても、「この駅員の態度ない」「誰が相手でもこれは不味いでしょ」「怒鳴り散らしてて気分悪い」などと駅員の発言に疑問を呈する向きも見られた。

   JR東日本東京支社の広報課は2022年7月6日、J-CASTニュースの取材に対し、トラブルは4日の20時ごろに発生したとして、当時の状況について、次のようにメールの回答で説明した。

「線路をのぞき込む、線路に降りようとしているといった危険な行為をしていたため伺ったところ、線路に財布と現金を落としたとご申告をいただきました。線路に落ちた財布と現金の状況を確認し次の電車の到着時刻などもあり拾得をお待ちいただくようご案内しましたがご納得されず、突然非常停止ボタンを押されました。落とし物の状況によりケースバイケースですが、今回については駅係員が現地で落としたものを確認し拾得する旨を説明したにも関わらず非常停止ボタンを押されたため、適切ではなかったと考えております」

   一方で、駅員が乗客を怒鳴りつけたことについては、「危険行為をされていたため安全を守るという強い使命感があったものの、行き過ぎた言葉使いがあったことは不適切でありお詫び申し上げます」と謝罪した。

   駅員を処分するかについては、「精査したうえで判断します」と答えた。

   JRでは、乗客が勝手に非常停止ボタンを押すなどしたり、その後にこの乗客が暴れたりしたとして、警察の出動を要請したことも明らかにした。トラブルの影響で、山手線は、外回り1本に2分の遅れが出たという。

   乗客に損害賠償請求を検討しているかについては、「個別の回答は控えさせていただきます」と述べるに留めた。

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