井上「日本でもアメリカでもイギリスでもどこでもいい」
一方の井上は6月7日にWBC世界バンタム級王者ノニト・ドネア(フィリピン、39)を2回TKOで下し、世界3団体王座統一に成功。試合後、改めて世界4団体王座統一を熱望し、年内開催を目指してバトラー陣営との交渉を開始した。
バトラーとの世界4団体王座統一戦について井上は6月27日に行われた日本外国特派員協会の会見で次のように言及した。
「バトラーとの交渉につきましては今、所属ジムの大橋会長からは交渉中と。流れ的にはいいと聞いている。具体的な日程などはまだ聞いていない。開催国については4団体統一の試合が実現するのであれば日本でもアメリカでもイギリスでもどこでもいいと思っている。実現に向けて進めていきたいなと思っています」
現時点で交渉の詳細は伝わってこないものの、統一戦実現に向けて交渉は順調に進んでいるようだ。井上は次戦に向けて6月28日に本格的なジムワークを再開した。